横浜市都筑区の小児科、児童精神科のこどもの木クリニック

こどもの木クリニック

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季節の病気

流行性の子供の病気(おなかの風邪やインフルエンザなど)

※12~3月に流行りそうな病気の予防対策や対処法
かぜの原因のほとんどはウイルス!
寒くなってくると昔から“かぜの季節”がやってきた、といわれます。かぜの原因はいろいろありますが、原因の半数以上をしめるウイルスの多くは、寒くて乾燥している状況が大好きです。そのため、だんだん寒くなってくると、ウイルス達は元気になり、暴れ始めるのです。
冬に流行るかぜは大きく分けると、呼吸器(のど、鼻、気管支、肺)にくるものと、消化器(腸)にくるものがあります。 呼吸器のかぜの原因はウイルス、細菌、マイコプラズマなどです。その中でもウイルスがほとんどだといわれています。細菌は、直接かぜの原因にもなりますが、2次的に中耳炎や副鼻腔炎を起こすこともあります。消化器のかぜも、ウイルス、細菌などによって起こり、呼吸器のかぜと同様にウイルス感染(ロタウイルス、ノロウイルスなど)が主な原因です。

その症状、ただのかぜですか?
普通のウイルスによるかぜの症状は、熱、咳、鼻水などです。どのウイルスが原因かによって症状が変わってきます。
10月くらいから小児(特に乳児、幼児)に肺炎、細気管支炎を起こすRSウイルスが流行りだします。鼻水、咳、熱が主な症状ですが、重症になると入院も必要になる感染症です。
寒くなってくると流行するものに、インフルエンザがあります。インフルエンザは特に小さなこども達にとって、とても怖い病気のひとつです。悪寒を伴った高熱や頭痛に加え、喉や身体の痛みが起こり、咳も出ます。普通のウイルスよりも症状が重症で、脳症などの重い合併症を起こす可能性があります。
細菌が原因の場合、合併症で肺炎を起こしたときは、ウイルス性よりも重症になりやすく、治療に抵抗性ものが多いとされています。
マイコプラズマは、ウイルスや細菌とは異なる微生物で、肺炎を起こしやすいのが特徴です。咳がとても強く、熱も高くて1週間以上続くこともあります。
消化器のかぜでは、嘔吐・下痢で脱水になり重症になることもあります。ロタウイルスは乳幼児に多くみられ、感染力が強く、白色の下痢便が特徴です。熱がでることもあり、重症度が高いとされています。たびたび再感染を起こします。

治療のポイント
タミフル(インフルエンザの増殖を抑える)やゾビラックス(水痘を抑える)などを除いて、かぜウイルスそのものを退治する薬はありません。今までのかぜも、自分の体の中の免疫という防御システム対抗しているのです。この免疫に十分働いてもらうには、ゆっくり休んで、体力をつけることが大切です。
咽頭痛がある時は、喉に炎症が起こっているので、抗炎症薬を使います。咳が強いときには、かなり体力を使うので咳止めを使います。痰が体の外に出せないときは、痰を出す薬を飲みます。解熱薬は慎重に使いましょう。熱があるだけで、元気なら解熱剤は要りません。原因が細菌やマイコプラズマの場合は、それぞれに対する薬があります。
下痢、嘔吐のときは、脱水を防ぐために水分を頻回に与えます。むやみに下痢止めをのむと、ウイルスや細菌が腸の中に留まってしまうので、逆効果になります。下痢が強かったり、飲んでも吐いてしまうようなら、医療機関を受診してください。
やっぱりホームケアが大切!
呼吸器感染は、くしゃみや咳で空気中に飛んだウイルスを吸い込むことでうつります(飛沫感染)。口や鼻の粘膜からウイルスが入らないように手洗いとうがいを習慣づけましょう。マスクはかぜの予防に有効ですし、自分ではく湿った息をまた吸い込むことになるので、自分の喉の加湿にもなります。
かぜを予防したり、対抗する主役は自分の体の免疫力。日頃から十分に栄養をとり、免疫力を高めましょう。消化器のウイルスは汚染された食べ物、タオルなどから口に入るため、石鹸を使って手をこするように洗うことが大切です。
 

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